4月21日(土)メグの会が新「音吉!MEG」にあって第一回が行われました。
普段はテーマと言うものがあって、そのテーマに相応しい選曲を行い、その理由をプレゼンするのですが、当日は初回とあって最近とってもいいと思っている曲。ゆるゆるですが、この回に来るといいのは、新しい音楽と出会えることですね。私ももっと前から行けばよかった。
始まって二時間位たったころ、お店のドアが開き二人の恰幅のいい若者が顔を出しました。入ったものの、イベント開催中でカフェタイムではない事に気が付き、そそくさと出て行こうとしました。
その場にいた会長や店主の私が必死に呼び止め、ワンドリンクサービスということで何とか座ってもらいました。会長が会の趣旨を説明し、好きなミュージシャンがいるかどうかを聞きアート・ペッパー、キャノンボール・アダレーをその場で流しました。
聞いてみるとご職業は「国を守る組織」で最近転勤で首都圏に来たばかり、(道理で体格がいいわけです)ちょっとジャズをかじって「音吉!MEG」に出会ったようでした(すごい偶然)。会にも馴染み、最後まで残ってくれました。来月来てくれるかな。
ジャズは聞く人が減っている絶滅危惧種です。音楽産業の中では2%くらい。
特に若い人がほとんど聞いてくれない状況です。普段の生活の中ではジャズは結構流れています。店舗やモールなどのBGMですね。ちょっとおしゃれな空間にはジャズが流れていることが多いのです。でも、じゃ自分でCD買ってもしくは配信をうける、という行動には結びついていかないのです。
とってもピンチなのですが、こういう若者を逃してはならない。
でも、とっても喜んでもらってよかった。次からは自腹でビールを飲んでね。